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リハビリをしないとどうなる?放置による影響と後悔を防ぐ方法

  • 長沼整形外科・内科医院
  • 6月20日
  • 読了時間: 17分
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【本記事の要点】

  • リハビリの目的:筋力・可動域の回復と再発予防、生活復帰の安全確保。

  • リハビリ未実施の影響:筋萎縮、関節硬化、血行不良や慢性化のリスク増大。

  • 社会・精神への影響:自信喪失や趣味制限、家庭や職場復帰への障害に繋がる。

  • 継続するメリット:回復が早まり将来の体力維持・QOL向上・精神面の前向きさを支える。




▶︎1. リハビリをしないとどうなる?その影響とは


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1.1 リハビリの目的とは何か?

リハビリというと、「ケガをしたあとに動けるようになるための運動」といったイメージがあるかもしれません。 もちろんそれも正しいのですが、実際のリハビリの目的はもっと幅広いものです。


リハビリの本来の目的は「元の生活にできるだけ早く、そして安全に戻ること」です。


たとえば、骨折やねんざ、手術後の身体は一見良くなったように見えても、筋力やバランス感覚、柔軟性が大きく低下しています。 この状態で日常生活に戻ってしまうと、再び同じ場所を痛めたり、別の部分に負担がかかったりすることがよくあります。

リハビリには、こうしたリスクを防ぎながら、次のような効果を引き出す目的があります。


  • 筋力や可動域を回復する

     痛みや固定によって動かさなかった筋肉や関節を元の状態に近づけます。


  • 再発予防のための動作を身につける 

    たとえば正しい歩き方や座り方などを、専門家の指導で体に覚えさせます。


  • 精神的な安心感を取り戻す 

    動けるようになったという実感が、自信や日常生活の積極性につながります。


また、最近では痛みの軽減や血流の改善を目的とした微弱電流療法(マイクロカレント)などもリハビリに取り入れられています。 これにより、痛みを我慢せずに回復を促すことができるため、より早く日常生活に戻れるケースも増えています。


忙しい日々の中で、つい「もう大丈夫だろう」と思いがちですが、リハビリは回復のための「最後の一歩」です。 その一歩を踏み出さないと、せっかく治りかけた身体にまた負担をかけてしまいかねません。


1.2 リハビリをしないと起こる身体の変化

リハビリを始めずに放置すると、痛みや違和感がなくなったように見えても、実は体の中ではさまざまな悪影響が進んでいます。 時間が経てば自然に治るだろうという油断が、長引く不調の原因になることも多いです。


では、リハビリを怠った場合にどんな身体の変化が起きるのか、代表的な3つを見てみましょう。


① 筋力が著しく低下する

ケガや手術後に動かさない期間が続くと、たった2〜3週間でも筋肉量は大幅に減少します。 動かさない=使わない状態が続くことで、筋肉はどんどん痩せ細っていき、日常動作に支障をきたします。

たとえば階段を上る、しゃがむ、立ち上がるといった動作がつらくなり、転倒リスクも増加します。


② 関節が固まり、可動域が狭くなる

関節を動かさない期間が続くと、靭帯や関節周囲の組織が硬くなり、「固まりやすく」なります。 この状態で無理に動かそうとすると、痛みを感じたり、かえって炎症が悪化したりすることもあります。

五十肩などの「拘縮」は、まさにリハビリをしなかった結果として起こるケースが多いです。


③ 血行不良・むくみ・慢性痛につながる

特に下半身を動かさないと、血流やリンパの流れが滞りやすくなり、むくみや冷えが起こります。 また、痛みをかばう動作がクセになると、他の部位にも負担がかかり、慢性的な肩こりや腰痛につながることも少なくありません。


これらの変化は、最初は小さな違和感でも、時間とともに大きな問題になります。 「もう少し様子を見よう」と思って放置した結果、治療やリハビリの期間が倍以上になってしまうこともあります。

リハビリは、後回しにするほど回復にかかる時間も労力も増えてしまうことを忘れないようにしたいですね。


1.3 精神面・社会生活への影響

リハビリをしないことで起こる問題は、身体的なものだけではありません。 精神的な不安や社会生活への影響も、想像以上に大きくなります。


最初は軽いケガや不調だったとしても、リハビリを怠ることで次のような問題が生じることがあります。


① 自信の喪失と気持ちの落ち込み

思うように体が動かないと、自己効力感が下がり「自分はもう元のように動けないのかも」と不安になる人が多いです。 特に、ケガや病気をきっかけに退職や引きこもりがちな生活に移行してしまうと、うつ傾向や孤独感が強まりやすくなります。


② 外出や趣味が制限される

リハビリをしないまま過ごしていると、「痛みが怖くて動けない」「つまずくのが不安」といった理由で、外出そのものを避けがちになります。 買い物や友人との会話、旅行といった楽しみが失われ、生活の質(QOL)は明らかに下がっていきます。


③ 職場復帰や家事・育児への影響

仕事に復帰する予定だった人が「まだ動くのが怖い」と感じて長期休暇になるケースや、家事・育児に支障が出て家族に負担をかけるケースもあります。 これは周囲との関係性にも影響し、本人の心の負担がさらに重くなる悪循環につながります。


特に高齢者の場合、こうした精神的・社会的な影響がきっかけで、心身機能のさらなる低下(フレイル)につながることもあります。 「体の痛みや不調=心の不調」につながることを意識し、リハビリは心と体の両方を守る手段だと考えるのが大切です。


リハビリは、動くためだけでなく、前向きに生きるための大事な時間なんです。



▶︎2. 回復が遅れるメカニズムと実際の困りごと


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2.1 筋力・関節可動域の低下

リハビリをせずに放置すると、筋力や関節の可動域(動かせる範囲)が大きく低下していきます。 この2つは回復を大きく左右する要素であり、放置すればするほど元の状態に戻るのが難しくなるんです。


なぜ筋力や可動域が落ちるのか?

体を動かさないと、筋肉はあっという間に萎縮してしまいます。 ベッドに寝たきりの状態では、1週間で筋肉量が5〜10%も減少するというデータもあります。 また、固定や痛みによって関節を動かさなくなると、関節周囲の組織が硬くなり、動かせる範囲が狭くなっていきます。


日常生活でよくある困りごと

以下のような日常の動作が、驚くほどスムーズにできなくなります。


  • 階段の上り下りがつらくなる

  • 靴下を履くのが難しくなる

  • 歩くとすぐに疲れてしまう

  • 手を後ろに回して服を着るのが大変になる


どれも一見些細に思えるかもしれませんが、生活の自立度や外出のしやすさを大きく左右する要素です。


筋力や可動域を戻すのは一筋縄ではいかない

失った筋力を取り戻すには、継続的な運動や専門的なトレーニングが必要です。 「歩くだけ」「ストレッチだけ」では不十分なことも多く、専門家の指導のもとで段階的に取り組まないと、かえって痛めてしまうケースもあります。


リハビリを継続していれば、こうした低下を最小限に抑えて回復を早めることができます。 逆に怠ってしまうと、生活の中でできることがどんどん減ってしまうという現実があります。

「少しでも動かす」「継続的に刺激を与える」ことが、筋力と可動域の低下を防ぐ最大のカギです。


2.2 再発や慢性化のリスクが高まる理由

リハビリをせずに「痛みがなくなったから大丈夫」と思っていると、数ヶ月後に同じ部位を再び痛めてしまうことがよくあります。 これは、痛みが引いた=完全に治ったと勘違いしてしまうのが原因です。


リハビリを怠ると再発しやすい理由


  1. 筋力のアンバランスが残る 

    痛みのある側をかばっていたせいで、左右の筋力やバランスが偏ったままになると、別の部位に負担がかかりやすくなります。


  2. 関節の動きに癖がつく 

    固まった関節を無理に動かすことで、無意識に変な体の使い方がクセになってしまいます。これが、他の筋肉や靭帯を傷める原因に。


  3. 体幹や姿勢の機能が戻っていない 

    痛みが引いた後も体幹の安定性や姿勢が改善されていないと、日常のちょっとした動作でも体を痛めやすくなります。


慢性化につながる典型的な流れ

「痛みが消える→無理して動く→再び痛み→動かさなくなる→関節が固まる→さらに痛みが強くなる」という悪循環に陥ることが多いです。


このように、リハビリをしないことは単に回復を遅らせるだけでなく、新たな痛みやケガの火種になる可能性が高いんです。


日常生活でよくある例

  • 一度治ったはずの腰痛が、数ヶ月後に再発

  • 捻挫が完治していないまま歩き続け、膝まで痛くなる

  • 肩の可動域が戻らず、荷物を持ち上げたときに再度痛みが出る


こういった「再発」や「慢性化」は、一度リハビリをしていれば防げた可能性が高い問題です。 特に、整形外科やリハビリ科での専門的な指導を受けることで、こうしたリスクをグッと減らせます。

リハビリは、ただ回復するだけでなく「二度と同じことを繰り返さない」ための重要なステップなんです。


2.3 日常生活での困りごととその背景

リハビリをしないまま過ごしてしまうと、日常生活の中で「地味だけど深刻な困りごと」が少しずつ増えていきます。 気づいたときには生活の自由が大きく制限されているケースも多いんです。


よくある困りごととその原因


  1. 椅子から立ち上がるのがつらい 

    → 筋力が落ちて足腰の力が戻っていない。関節が固まって膝の曲げ伸ばしもスムーズにできない。


  2. 手を上に伸ばすと肩が痛む 

    → 可動域が狭くなり、普段の動作でも痛みが出やすい。服を着るのも一苦労に。


  3. 長く歩くと疲れる・足がもつれる 

    → 歩くためのバランス感覚や下肢筋力が戻っていない。転倒リスクが高まる状態。


  4. 片方の足だけ靴が履きにくい 

    → 関節の柔軟性に左右差があり、片足だけ極端に動きにくくなっている可能性あり。


リハビリ不足が生活の質に与える影響

このような動作の不自由さが積み重なると、外出の頻度が減り、人と会う機会が減り、心身ともに閉じこもりがちになります。 「体が痛いから無理をしないようにしよう」という気遣いが、逆に回復を遠ざけてしまうことも少なくありません。


また、買い物・料理・掃除といった家事の負担も増えるため、家族との関係にも影響が出る場合があります。


リハビリは、生活を支える動作を「当たり前にできるように戻す」ための大事なプロセスです。 目に見える痛みが消えても、体の中はまだ回復途中ということを忘れず、動作のひとつひとつを丁寧に確認しながら、改善していくことが大切です。



▶︎3. リハビリしなかったことによる失敗例と注意点


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3.1 痛みがなくなった=完治と勘違い

リハビリを途中でやめてしまう人に最も多いのが、「もう痛くないから大丈夫」と思ってしまうケースです。 実はこのタイミングこそ、一番注意が必要なんです。


「痛みが消えた=治った」ではない

痛みがなくなったというのは、神経の興奮や炎症が落ち着いてきたサインに過ぎません。 筋肉、靭帯、関節などの深部組織はまだ完全に元通りにはなっていないことが多いです。


この状態でリハビリをやめると…

  • 筋力のアンバランスが残る

  • 可動域の回復が不十分なまま固定される

  • 姿勢や動作のクセが矯正されない


といった問題が残り、後々の再発や別部位の不調を引き起こす原因になります。


よくあるシーン

  • 「もう痛くないし、忙しいから通院やめよう」と中断

  • その数週間後、同じ部位に違和感が再発

  • 運動や力仕事をした瞬間にまた強い痛みが出てしまう


実際、整形外科には「一度よくなったと思ったのに、また悪化した」という相談が非常に多く寄せられます。


解決策:痛みの有無ではなく「機能」で判断

大事なのは「動かせるようになったか」「正しく使えているか」という機能的な回復です。 リハビリでは、専門家が関節の動きや筋力、姿勢を細かくチェックし、必要なトレーニングや治療を続けてくれます。


「痛くない」だけでは完治とは言えないという意識が、リハビリ成功のカギになります。 特に中高年以降は、回復のスピードも遅くなりがちなので、慎重にケアを続けることが大事です。


3.2 自己流ストレッチや運動で悪化

「通院はもういいかな」と思って、自宅で自己流のストレッチや体操を始めたものの、かえって痛みがぶり返してしまった…。 そんな声、実はとても多いんです。


自己流では“正しく伸ばせていない”ことが多い

ストレッチや筋トレは一見シンプルに見えますが、フォームやタイミングを間違えると逆効果になることもあります。


  • 本来伸ばすべき部位ではなく、周囲の筋肉ばかりに負荷がかかる

  • 関節の可動域以上に無理な動きをしてしまう

  • 痛みを我慢して続けることで炎症が悪化する


といったリスクがあり、これが痛みや違和感の再発につながります。


よくある失敗例

  1. 痛い部分を強く伸ばそうとして悪化

  2. ネット動画の体操を見ながら真似するも、正しい姿勢でできていなかった

  3. 朝晩に一気にまとめて運動し、体がついてこられず翌日動けないほどの筋肉痛に


これらは、専門家の評価やサポートがないことで起こりやすい典型的なパターンです。


専門的なサポートの重要性

リハビリでは、柔道整復師や理学療法士などが一人ひとりの状態を見極めて、最適な運動やストレッチを提案してくれます。 また、痛みや違和感が出たときもすぐに対応できるため、悪化を防げるのが大きなメリットです。


「自分の体だから自分でケアできる」という気持ちは大切ですが、体の状態に合わせた正しい方法を知ることが何より大事です。 リハビリを自己流で終わらせないことで、安全に、確実に回復を目指せます。


3.3 忙しさを理由に通院を後回し

「仕事が忙しい」「子育てで時間がない」など、日常の忙しさからリハビリの通院を後回しにしてしまう人は少なくありません。 しかし、その“少しの我慢”が、長期的に見ると大きな不利益につながることもあるんです。


なぜ「通えない日々」が危険なのか?


  1. 適切なタイミングを逃す 

    リハビリには「早期に始める」「段階的に進める」ことがとても重要です。 タイミングがずれると、関節や筋肉の柔軟性を取り戻すのが難しくなっていきます。


  2. 回復ペースが乱れる 

    定期的に通っていたのに、間隔が空くと効果がリセットされてしまうことがあります。 特に電気治療や運動療法は、継続することで回復スピードがぐっと上がるため、中断は大きなマイナスです。


  3. 自己判断が増え、悪化のリスクも 

    忙しいと「痛いけどもう少し様子を見よう」と自己判断しがち。 その結果、再発や悪化につながるケースが非常に多いです。


実際によくある日常の場面

  • 「夕方は混むからまた今度にしよう」と先延ばし

  • 数日間だけのつもりが、気づけば1ヶ月経過

  • 痛みが増してから慌てて受診、結局治療期間が長引く


対応策:短時間でも通える環境を活用する

最近では、予約制や時間帯ごとのリハビリ対応をしている医療機関も増えてきています。 10〜15分の短時間リハビリでも、専門家の指導を受けることは大きな価値があります。


忙しさを理由に通院を後回しにすることは、「将来の自分の時間を削っている」ことにもなりかねません。 今を少し頑張ることで、早く元気な日常を取り戻せる可能性が高くなります。



▶︎4. リハビリの継続がもたらすメリット

4.1 回復スピードが格段に上がる

リハビリは「ただ痛みを取るため」だけでなく、体を効率よく元の状態に戻すための最短ルートでもあります。 継続的に通い、正しい方法で体を動かすことで、驚くほど早く回復できるケースも多いです。


なぜ継続すると早く治るのか?


  1. 適切な負荷で回復が加速する 

    ケガや病気のあとは、負荷をかけすぎても、かけなさすぎてもダメ。 専門家がその日の状態に合わせた運動や治療を組み立ててくれるので、無理なく確実に回復が進みます。


  2. 体の変化を逐一チェックできる 

    痛みの変化や関節の動き、筋力のつき方をこまめに確認してもらえることで、最適なペースで調整できます。


  3. 治療とトレーニングがセットで受けられる 

    電気治療やマッサージなどで痛みを和らげながら、トレーニングで筋肉や関節の働きを整える。 両方を並行することで、治りが早くなります。


継続した人ほど「動ける実感」を早く得られる

たとえば、週2回のリハビリを1ヶ月続けた人は、「動きの滑らかさ」「痛みの減少」「姿勢の安定感」を明確に感じることが多いです。 これは一度の治療では得られない、“積み重ねた結果”としての実感です。


通わなかった場合と比較してみると…


比較項目

リハビリ継続した人

自己判断で終了した人

回復までの期間

平均1.5〜2倍速い

長期化・再発が多い

動作の安定感

高い

グラつき・不安定あり

痛みの再発率

低い

高い


リハビリをコツコツ続けることで、治療期間が短縮され、日常生活への早期復帰がグッと近づきます。 「もう少し続けてみようかな」という気持ちが、回復を大きく後押ししてくれますよ。


4.2 将来的な健康維持にもつながる

リハビリはその場しのぎではなく、将来の体づくりにも大きな意味があります 適切な運動習慣や姿勢改善が、慢性的な痛みや転倒リスクを防ぎます。


主なメリットはこちらです:


  • 姿勢や歩き方のクセを修正できる

  • 筋力や柔軟性を維持しやすくなる

  • 日常の疲れや負担を感じにくくなる

  • 再発防止のための「正しい体の使い方」が身につく


継続することで、将来的な要介護リスクの低下にもつながります。 「今の自分の体を守ること」が「未来の安心」に直結するんです。


4.3 精神的な前向きさや社会復帰にも効果

リハビリの継続は、体だけでなく心にも良い影響を与えてくれます できることが増えると、自信が戻り、外出や人との関わりも前向きになります。


主なメリットはこちらです:


  • 「動けた!」という達成感で自己肯定感アップ

  • 通院を通じて人と話す機会が増える

  • 日常動作が楽になることで外出が増える

  • 回復の実感が不安を和らげ、気持ちが前向きになる


心身の安定が生活の質(QOL)を底上げしてくれます。 リハビリは、前向きな毎日を取り戻す第一歩なんです。



▶︎5. 微弱電流治療など最新リハビリ機器の活用

5.1 微弱電流モードとは?仕組みと効果

微弱電流モードとは、100μA以下のごく弱い電気刺激を身体に与える治療法です。 「マイクロカレント療法」とも呼ばれ、自然治癒力を引き出す働きがあります。


主な効果はこちらです:


  • 損傷した細胞の修復を促す

  • 炎症を抑えて痛みを和らげる

  • 血流が良くなり、回復が早まる

  • 筋肉や神経への負担が少ない


刺激が弱くビリビリ感がほとんどないため、痛みが強い時期でも安心して使えます。 アスリートのケアにも使われる、安全で効果的な治療法です。


5.2 カイネタイザーの治療機能と活用事例

カイネタイザーは、微弱電流だけでなく複数の治療モードを1台で搭載した高機能な機器です。 急性期から慢性期まで、幅広いリハビリ治療に対応できます。


搭載されている主なモード:


  • 微弱電流モード(マイクロカレント療法)

  • 干渉波・パルス波モード(痛みの軽減)

  • NMESバーストモード(筋力トレーニング)

  • 高電圧モード(深部組織への刺激)


こんな場面で活用されています:

  • 捻挫や打撲の急性期治療

  • 50肩や腰痛の痛み緩和

  • 筋力低下予防や運動後ケア


一人ひとりに合わせて設定できるため、効果的かつ無理のないリハビリが可能です。


5.3 医療機関で受けられるサポートとは?

リハビリは、自己流ではなく医療機関で受けることでより安全かつ効果的になります 医療機関では、専門家の指導と機器を活用しながら、回復をしっかりサポートしてくれます。


主なサポート内容はこちらです:


  • 理学療法士による動作評価と指導

  • 微弱電流や干渉波などの電気治療

  • 痛みのある部位への手技療法(マッサージ等)

  • 一人ひとりの状態に合わせた運動プログラム


予約制や短時間リハビリなど、忙しい人でも通いやすい体制が整っている医院も増えています。 医療機関だからこそできる、安心と効果のあるサポートが魅力です。



▶︎6. まとめ:リハビリは「今」始めることが大事

リハビリは「始めること」も大事ですが、継続して正しく取り組むことがもっと重要です。 専門家の支援を受けながら、無理なく続けていくことで確実な回復が期待できます。


継続のために意識したいこと:


  • 自己判断せず、医師や療法士のアドバイスを守る

  • 痛みの有無ではなく「動けるかどうか」を指標にする

  • 通院が負担なら短時間・低頻度でも継続することを優先

  • 日常生活でも姿勢や動作を意識する


「もう大丈夫かな」と感じても、そこからが本番です。 プロの支援を活用しながら、焦らず一歩ずつ前進していきましょう。




▶︎リハビリ治療なら長沼整形外科・内科医院にお任せください。

当院では、微弱電流を含む最新の物理療法機器を導入し、症状に合わせた最適なリハビリをご提案しています。 経験豊富なスタッフが一人ひとりの回復を丁寧にサポートしますので、安心してご相談ください。


ご自身の症状に合った治療を受けたい方は、長沼整形外科・内科医院のホームページをご覧ください。



 
 
 

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